• 2010年
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「プライベートショー」/ 武器「魔導銃」について

佐藤達也(以下、佐)前回の「開発チームからのメッセージ」でもお伝えしましたが、昨日(7/30)までセガが主催する「プライベートショー」に「シャイニング・フォース クロス」(以下、クロス)を出展させていただきました。
東京、大阪、福岡と3会場ともに多くのオペレーター様にお越しいただき、ゲームもガッツリプレイしていただきました。ご多忙の中、長い時間お付き合いいただき誠にありがとうございました。

松山雄介(以下、松)想像以上に多くの方々がお越しくださり、『「クロス」に期待しているよ』と話しかけて下さる方もいらっしゃり、個人的にはとても励みになりました。

佐:
「今冬稼動をしっかり守ってほしい」という声や「稼動後のサポート」についてご質問いただいたりもしました。特に「稼動後のサポート」に関しましては長期間に渡って多くのプレイヤーに支えられているQoDシリーズの実績も鑑みて、しっかりとした長期的な運営を期待されていることを改めて実感しました。
QoDシリーズで培った経験を活かして、期待に応えられるように頑張りたいと思います。
松:
今回のショーを通じて「ネットワーク協力アクションRPG」というジャンルを今後もゲームセンターで楽しんでいただく為にも、「クロス」をしっかり仕上げる責任を改めて感じましたね。
佐:
また、今回のプライベートショーでは開発チームはもちろん、その他、多くのスタッフのご協力によってしっかりと運営することができたと思います。今回のショーに関わってくださった全ての方々に「ありがとうございました!」とお伝えしたいです。

佐:
それでは、今回のショーで初めてお披露目した新武器「魔導銃」について、実装に至った経緯なども含めてコンセプトや特徴などをお伝えしましょうか。
松:
そうですね。武器の種類は両手剣、ハンマー、フレイル、ナックル、と今までは4種類でしたが、今回「魔導銃」を追加したことで全部で5種類になりました。武器によってプレイフィールがかなり変わるので、「魔導銃」の追加によって、より遊びの幅が広がったと思っています。
「魔導銃」という言葉だけですとイメージが沸きにくいかと思いますので、まずは画像を見ていただければと思います。

松:
「魔導銃」は “中〜遠距離に特化した武器”があれば遊びの幅が広がるなぁという思いから実装することにしました。「魔導銃」以外の武器が比較的近接戦闘向けということもあり、他の武器と比べても特徴的な武器になると思います。
佐:
攻撃距離が長い武器ということで、「銃」以外にも様々な案が出た中で最終的に「魔導銃」に落ちつくまでに結構長い時間が掛かりましたね。
松:
確かに、「魔導銃」という形に落とし込むまでに結構時間が掛かりました。オーソドックスな弓とか、人形が歩いて攻撃するとかオプションのような物を飛ばすとか、色々とアイデアレベルではあったのですが…
佐:
「銃で行こう」!と決まった後でも、デザインコンセプトを決めるまでも結構苦労しましたね。
松:
そうですね。ファンタジーという世界観の中でどういったテイストに仕上げるか試行錯誤が続きましたね。デザインリーダーが銃器に対する拘りが強くて、方向性を決めるのに非常に拘って…という部分もありました。お陰で見た目的にも面白い武器になったと思っています。

佐:
先日のプライベートショーで公開した「魔導銃」には、スキルタイプによって通常攻撃でも結構特徴が異なっていましたね。
松:
「バランスタイプ」をセットすると、通常攻撃時には3WAY攻撃が可能となり、「ディフェンスタイプ」をセットすると「貫通弾」を射出可能、というように通常攻撃でも性能や特徴に大きな差が生まれるようにしました。
佐:
目新しさや見た目の良さもあって、プライベートショーでは「魔導銃」を選択される方が多かったような気がしますね。
松:
通常攻撃以外のスキルも特徴的なモノが多く、モンスターをロックオンすることで、ダメージがアップしたり、味方に弾を当てるとMPを回復できるものがあったので、その辺りを駆使してプレイされる方もいらっしゃったり、プレイスキルが高い方も多くて驚きましたね。
佐:
ロケテスト時にあった武器とは大きく異なったコンセプトで実装されているので、プレイフィールは結構新鮮なものになるような気がしますね。
松:
特徴がある分、近接戦闘などやや苦手な要素もあるので、他プレイヤーとの連携や協力が問われるケースもあると思います。

佐:
今回の更新で、デモムービーのマイナーチェンジ版や「STAFF&CAST」を追加することができました。
松:
デモムービーはプライベートショー会場でも流していただいたものになります。
前述した「魔導銃」の動きも少しですが確認できると思います。
佐:
次回は装備に関する概要などをお伝えできればと考えています。「シャイニング・フォース クロス」次回更新をお楽しみに!

プロデューサー:佐藤達也 ディレクター:松山雄介(2009/7/31)


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